【専門家が解説】本当の光回線の選び方。 月額以外に注目するべき点

光回線って一体何?
どんな種類があるの?

インターネット接続に必要な
光回線に
ついて
わかりやすく説明します!

実は万人に共通するオススメの光回線はない

オススメできる回線はお住まいの環境と利用ニーズにより異なるため、「どの回線がオススメなのか」と聞かれたら「まずは個々に状況の把握をさせてください!!」と答えています。

その理由を下記に具体的に解説いたします。

① 環境によりオススメが変わる

お住まいの環境によってオススメの光回線は変わります。

なぜなら何処の地域に住むのかで契約できる回線は変わりますし、戸建てと集合住宅によっても変わります。

また、集合住宅についてはすでに付いている設備によって利用できる回線と出来ない回線があります。

お住まいの地域や戸建てか集合住宅かを把握しないと、具体的に何の回線が利用できるのかが、光回線の事業者でも判断できません。

② 用途やニーズオススメが変わる

用途やニーズに関してもその時の状況によって変わります。

たとえば、

  • スマホでYouTubeなどの動画を視聴したい。
  • プレイステーションでオンラインゲームをプレイしたい。
  • テレワークにより自宅で仕事をする。

など使いたいサービスは人それぞれです。

また、インターネット回線に紐づいたオプションサービスで、固定電話や地デジやBS放送などのTV視聴サービスなどもあります。

このあたりも含めて検討しなくてはならない場合もあります。

スマホセット割は本当にオススメ?

結論から言いますと、利用する方とその家族構成によってオススメでもあり、オススメでは無い場合もあります。

さらに付け加えますと、利用される人の時間と能力とイレギュラーな対応を自力でクリア出来るかどうかで変わってきます。

スマートフォンは生活に欠かせない必須アイテム。そのスマートフォンが急に使えなくなってしまったら、とても困ると思います。困った時に相談出来る窓口があれば、とても助かりますよね?

その困ったときに対応してくれるのが、大手通信3キャリアの存在です。
金額が高いのは理由があります。それは、安定した高品質なサービスと、比較的繋がりやすいコールセンターいつでも相談できる窓口業務という付加価値です。

「急に使えなくなったけど、自力で解決できない!!!」

そういった方は、大手通信キャリアで契約を行い、相談ができる大手通信キャリアで契約をし、スマホのセット割を含め光回線の契約も考えた方がお得に使えます。また、家族3人や4人などで利用する場合は家族割なども組めるため、さらにお得に利用できます。
※docomo:ahamo / au:povo / Softbank:LINMOは現在窓口で相談できません。

単身の方なら、スマホはauにし、回線をビッグローブ光にするとauスマートバリューとは違う別の割引サービスのセット割が組めます。

無用なオプションに入る必要もなく、回線利用料金から500円(税込み550円) ~1200円(税込み1320円)の割引が組めますので、かなりお得にご利用いただけます。

また、ドコモも同じように最大1000円(税込み1100円)の割引が受けられますが、ソフトバンクだけは月額500円(税込み550円)のオプションに加入する必要があります。

  • ドコモ光(ドコモでセット割が可能)
    集合住宅 タイプA4000円(税込み4400円)~タイプB4200円(税込み4620円)
    戸建住宅 タイプA5200円(税込み5720円)~タイプB5400円(税込み5940円)
  • ドコモセット割
    携帯料金から 500(税込み550円)~1000円(税込み1100円)割引 最大20回線
  • ビッグローブ光(auでセット割が可能)
    集合住宅 2年:4080円(税込み4488円) 3年:3980円(税込み4378円)
    戸建住宅 2年:5180円(税込み5698円) 3年:4980円(税込み5478円)
  • auスマートバリュー
    固定電話500円(税込み550円)申込と携帯料金から500(税込み550円)~1000円(税込み1100円)割引 最大10回線
  • auセット割
    回線料金から500(税込み550円)~1200円(税込み1320円)割引/1回線のみ
  • ソフトバンク光(ソフトバンクでセット割が可能)
    集合住宅 3800円(税込み4180円)
    戸建住宅 5200円(税込み5720円)
  • おうち割 必須オプション500円(税込み550円)を申込すれば。
    携帯料金から500(税込み550円)~1000円(税込み1100円)割引 最大10回線

何かあったら全部自身で解決出来る方は、格安SIMか3キャリアの新プランでスマートフォンを利用し、光回線は別にわけて考えるとお得にご利用いただけます。

自分に最適な光回線を簡単に知りたい人へ

ここまで読んでいただいた方は、最適な光回線を探すことの手間や、困難さをなんとなく感じていただいていると思います。

この後に約15,000字にわたり、可能な限りわかりやすく最適な光回線の選び方を説明していますが、必ずしもあなたが理解して、自分で光回線を探さなくても良いと私たちは思っております。

最適な光回線を探すのは思った以上に知識と考えるべき点が多いからです。

もしあなたが短時間で自分に最適な光回線を知りたいという場合は、マイベストネットへお電話かLINEで相談ください。専門のスタッフがお客様の要望や環境をお聞きし、最適な光回線をご提案させていただきます。

 

携帯キャリア毎のオススメ回線

ドコモを利用している方へのオススメ

ドコモユーザーの方は、ドコモ光がオススメです。

ドコモのギガプランを契約しているご家族全員のスマホ1回線ごとの月額料金から、550円(税抜500円)~1,100円(税抜1,000円)の割引が受けられます。

回線利用料は

  • マンションタイプで4,000円(税込4,400円)
    戸建てタイプで5,200円(税込5,720円)

にて利用できます。

携帯1台の場合でセット割の割引額を差し引くと、

  • マンションタイプで3,500円(税込3,850)~3,000円(税込3,300円)
    戸建てタイプで4,700円(税込5,170円)~4,200円(税込4,620円)

以上のようにお得に利用できます。

さらに、ドコモ携帯を複数契約している場合、割引額も×台数分が携帯から割り引かれます。

ただし、割引に関しては条件があり、ファミリー割引グループ内に限り主回線から三親等以内で最大20回線までとなっています。

また、ドコモの新プランahamoは割引の対象外ですのでセット割が利用できません。

ドコモ光は個人向けコラボ光には珍しいプロバイダ選択型です。

NTTグループであり、独占禁止法の観点から他社コラボ光のようにプロバイダを自社で固定できない背景があると推測しています。

プロバイダについては、下記の2つのタイプがあり、選ぶプロバイダで料金が分かれています。

  • タイプA(月額/マンション4,000円:戸建て5,200円)
    タイプB(月額/マンション4,200円:戸建て5,400円)

そして、加入時期によってキャンペーンやWi-Fiルーターのレンタル内容、セキュリティソフトの内容、サポート内容が異なりますので注意が必要です。

タイプAの方がタイプBよりも月額200円(税込220円)安いのでオススメというわけではありません。

インターネットでは昔からメールアドレス問題というのがあります。

今でこそ、Yahoo!のYahoo!メールやGoogleのGmailなどのいわゆるフリーメールの利用者が一般的になりつつありますが、プロバイダに起因したメールアドレスを昔から使っているユーザーは一定数いらっしゃいます。

たとえば、日本で一番加入者が多いプロバイダはNTTコミュニケーションズが提供するOCNですが、ドコモ光ではタイプBに属しています。

もともと、NTTが提供するフレッツ光×OCNで利用している方が、携帯をdocomoに切り替えた際に回線もドコモ光に切り替えるとします。

その際に、安いからと言ってタイプAのプロバイダにしてしまうと、OCNメールを利用するために月額200円(税込220円)がかかります。

手続きも面倒ですし、月額200円(税込220円)がメールアドレス利用料として別にかかるならタイプBのOCNで申し込みしたほうが金額も変わりませんし手続きも簡単です。

また、1Gでは無く10Gの回線を検討している場合、まだ10Gに対応していないプロバイダが多数あるため、こちらも注意が必要です。

上記の内容に該当しないのであれば、タイプAのプロバイダをオススメします。

ちなみに固定電話が希望の方は、マンション・戸建て問わず月額500円(税込550円)でひかり電話が利用できますし、戸建ての場合がTVアンテナなしで地デジやBS、一部のCSが月額750円(税込825円)で視聴できるドコモ光テレビオプションもご利用いただけます。

割り引き込みの金額で比較すると、ドコモユーザーはドコモ光がお得にご利用いただけます。 またドコモ光のオススメプロバイダについては、プロバイダまとめに記載してますので、気になる方は合わせて読んでみてください。

auを利用している方へのオススメ

auユーザーの方は、お住まいの地域によりオススメ回線が変わります。

東日本にお住いの場合

東日本にお住まいの場合は、auひかり、ビッグローブ光、DTI光がオススメです。

auひかりに関しては、auスマートバリュー。
ビッグローブ光、DTI光に関してはauスマートバリューとauセット割が対象で、条件がそろえばお得にご利用いただけます。

条件について重要な部分をまとめました。

  • ■auスマートバリュー
    インターネットと固定電話の加入が条件で、携帯電話1台あたり500円(税込550円)~1,000円(税込1,100円)割引(最大10回線)
  • ■auセット割
    対象のインターネット加入で回線から500円(税込550円)~1,200円(税込1,320円)割引

※au携帯の契約住所と回線の設置先住所が同一の方が対象となります。
※auスマートバリューは50歳以上のご家族が遠方に住んでいる場合も割引対象となります。

イメージとしてau携帯を2台以上持っている場合はスマートバリュー。1台の場合はセット割がお得と覚えてもらえたらわかりやすいかと思います。

ただし、条件がかなりややこしいので対象となっているかどうかは、現在の契約状況をしっかりと確認しなくてはなりません。

また、戸建ての場合ですが、auひかりは地デジなど視聴ができるサービスを提供していないため、アンテナ設置をしたくない場合はコラボ光のビッグローブ光やDTI光がよい場合もございます。
auひかりを希望の場合はTVのみCATVで契約を行い、ネットと電話はauひかりでといった組み合わせも検討する余地はあるかと思います。

西日本にお住いの場合

西日本にお住いの場合は、東日本同様にauひかり、ビッグローブ光、DTI光とは別に電力系のコミュファ光(東海+長野)、eo光(関西)、メガエッグ(中国)、ピカラ光(四国)、BBIQ(九州)が追加でオススメになる場合もあります。

なぜ、「オススメになる場合もある」と濁しているかというと、インターネット回線を提供する会社が東日本に比べ多く競争が激しいため、電力系各社はNTT系コラボ各社に対抗して、月によって料金体系やキャンペーンなどを大きく変動することがよくあります。

料金は下がりキャンペーンが良くなるのはよいのですが、逆に料金は高くなりキャンペーンが悪くなることもありますので、先月聞いた内容と今月の内容が違う場合もあり注意が必要です。

ただし、一度申込さえすれば、後で料金が上がろうとも案内された時の金額で利用できるため、そこに関してはご安心ください。

マンション等の集合住宅に関しては、各社料金差はあまりなく、圧倒的にNTTの設備が多いため必然的にビッグローブ光、DTI光がオススメになってきます。
※あくまでも設備により異なるため一概には言えないのが本音です。

戸建てに関しては、TVサービスがポイントとなってきます。

auひかりはTVサービスを行っていませんが、コミュファ光(東海+長野)、eo光(関西)、メガエッグ(中国)、BBIQ(九州)はTVサービスを提供しています。

ピカラ光(四国)は、少し違いお住いのCATVとセットで契約をするサービスのため、他のTVサービスとは大きく異なりますし、お住いの地域によっては料金が高くなります。CATVの料金によって、大きく異なります。

また、以外と思われるかも知れませんが、CATVも会社によっては、NTT光やauひかり、電力系光に全く負けていない、むしろ勝っている料金体系やサービスを提供している場合もあります。

なおかつ、スマートバリューに対応している会社もありますので、検討することをオススメします。

ソフトバンクを利用している方へのオススメ

ソフトバンクユーザーの方は、ソフトバンク光、NURO光がオススメです。
理由としては、ソフトバンク携帯とのセット割、おうち割光セットがご利用いただけます。
おうち割光セットの適用条件として、

  • ソフトバンク光
    インターネットと指定オプションの加入
  • NURO光
    インターネットと固定電話の加入

が必要となり、携帯電話1台あたり500円(税込550円)~1,000円(税込1,100円)割引(最大10回線)となります。
ただし、固定電話や指定オプションに関しては、最低でも500円(税込550円)が掛かりますので、携帯電話のプランによっては、500円(税込550円)支払って500円(税込550円)割引され、プラスマイナス0でお得にならない場合もあります。

さらに、ソフトバンク光の指定オプションは、携帯電話を他社へ乗り換えるとおうち割光セットが外れ、指定オプションが月額1,500円以上掛かりますので、解約を忘れると痛い出費となりますので注意してください。

集合住宅に関してですが、NURO光は関東から先行してスタートしたサービスです。

まだ、設備が導入されていないマンションがたくさんあるため、料金も戸建てタイプとなりソフトバンク光のマンションタイプと比べ割高となります。

また、戸建てタイプを導入しようとしても管理会社や物件オーナーNGで工事不可となるケースもよくあります。

結論としては、オススメの優先順位として設備が導入されている場合ですが、

①NURO光マンションタイプ
②ソフトバンク光マンションタイプ

の順となります。

設備が導入されていない場合は、NURO光は申し込んでから工事までお時間がとてもとても長いため、待てる方ならNURO光。

待てない方はソフトバンク光がオススメですが、ソフトバンクの携帯1台のみの利用であれば割引される金額がプランによっては少ないため、OCN光などのコラボ光回線の方がお得にご利用いただけます。

戸建ての場合は、インターネット回線で地デジなどを視聴するTVサービスがポイントとなってきます。

ソフトバンク光はコラボ光回線ですので、ソフトバンク光テレビというオプションサービスを提供していますが、NURO光はあいにくTVサービスを提供していないため、自宅にアンテナをたてたくない方はソフトバンク光がオススメとなっています。

また、ケーブルラインという固定電話サービスを提供しているCATVは、おうち割光セットで割引が組めるため、エリア外なでどちらも利用できない場合は、CATVも検討してみてください。

しかし、実は、ソフトバンク携帯1台のみの場合は、おうち割光セットを組まず、電力系光で契約した方が安くご利用いただける場合もあります。
ソフトバンク光ファミリータイプの料金は、

インターネット5200円+指定オプション500円+ソフトバンクTV750円の合計6,450円(税込7,095円)が掛かります。

  • 東海地方限定のコミュファ光なら、同等のサービスで月額5,090円(税込5,600円)
    中国地方限定のメガ・エッグなら、月額5,500円(税込6,050円)
    九州地方限定のBBIQなら、月額5,500円(税込6,050円)

と、かなりお得にご利用いただけます。

このことは、ドコモ光でもいえることですので、携帯の台数と建物、お住いの地域によっては電力系光回線も検討することをオススメします。

そもそも回線は光回線以外にも3種類ある!?

回線を選ぶとなると現代で主流なのは光回線回線ですが、実は光回線以外にも3種類も回線は存在します。

自分に最適な回線を知るためには、そもそもどのような回線があるのか知らなくてはなりません。そのために、各回線と特徴について説明します。

光回線

光ファイバーやCATVケーブル、電話線などの有線でインターネットを利用するサービスです。

現在、各家庭で利用できる光回線は数百種類のサービスが世の中に提供されていますが、おおもとの回線はNTT光回線、KDDI光回線、電力系光回線、CATV光回線の4つとなっています。

ちなみにNURO光やauひかりはNTT回線の中でもダークファイバーと呼ばれるNTTが使用していない光回線を利用したサービスです。
※KDDIは関東のみ一部で自社回線を使用していますが、それ以外はNTTのダークファイバーを使用しています。

特徴として、インターネットが使い放題、速度が速い、同時に何人でも利用できる、固定電話やTVなどのサービスも利用できるなど、インターネット以外のメリットもあります。

CATV回線

光ファイバーもかなり普及しましたが、現時点で約60万世帯がいまだ利用できない状態です。

その場合は、エリアに入っているCATV回線でインターネットを利用する事となります。

しかし、光ファイバーに比べ速度が遅いなどのデメリットがあるため、場合によってはオンラインゲームが楽しめないなどの弊害が出ることもあります。

なぜ遅くなってしまうかざっくりと説明しますと、伝送損失という現象により周波数やケーブルの距離によりインターネットの速度が遅くなる現象が起きるからです。

CATVも設置する場所によって速度に大きく影響されます。
よって、CATV回線がすべて遅いとも言い切れませんし、快適に利用できるとも言い切れません。

特徴としては、インターネットが使い放題、同時に何人でも利用できる、固定電話やTVなどのサービスも利用できるなど、インターネット以外のメリットもあります。

とくに、TVに関しては専門チャンネルに特化しているため、光回線でTVサービスを見るよりも契約内容によってはチャンネル数が多くなります。

インターネットをあまり使用しないご家庭であればよいサービスと言えるでしょう。

ADSL回線

有線契約において、CATV回線もエリア外の場合に契約する最後の砦でしたが、NTTの設備変更に伴い2023年にサービス終了します。

現在は新規受付を行っていないため、検討すら出来ません。

モバイル回線

モバイル回線は、モバイルWi-Fiルーターを使用し持ち運びができるサービスです。

ソフトバンクが登録商標を取得しているポケットワイファイ(Pocket WiFi)の呼び方がしっくりくる方も多いのではないでしょうか?

また、モバイル回線の中でもLTE回線(Long Term Evolution)とWIMAX回線(Worldwide Interoperability for Microwave Access)があります。

LTEの中でも実は2つ種類がありまして、多くのキャリアはFDD-LTEを採用しています。よって、携帯電話のインターネットはLTE回線となります。

WIMAX回線はUQコミュニケーションズがおおもとの回線業者で、UQ WIMAXなどの商品名で=使用回線でイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。

また、エリアに入っているにもかかわらず、インターネットの速度が遅ったり繋がらないなどの状況が起きます。

これは、いろいろな所にアンテナの設置がされているのですが、繋がっているアンテナに対して何台のモバイル機器でシェアをするのかによって速度が変わってくるからです。

目に見えないため、実際に使用してみないと判断できません。また、昼間はつながるけど夜はつながりにくいなどの現象も起きやすいサービスと言えます。

他にもモバイル回線には特徴がありますのでポイントを説明いたします。

  • ■モバイル回線の共通する特徴
    • ・データの容量制限(ギガ)がある(3日で10ギガや1ヶ月100ギガなど)
    • ・持ち運びができる
    • ・モバイルWi-Fiルーターが故障したり紛失すると費用が高い
  • ■LTE回線

    メリット
    壁などの遮蔽物に強い
    高層階でもある程度利用できる
    WIMAXに比べ利用できるエリアが広い

    デメリット
    料金が比較的高い
    端末代金や違約金が高い

  • ■WIMAX回線

    メリット
    壁などの遮蔽物に弱い(電波が飛びにくい)
    10階以上の高層階は使用できない場合が多い(契約NG)

    デメリット
    料金が比較的安い
    端末代金が無料
    違約金がLTE回線に比べ安い
    LTEに比べ利用できるエリアが狭い

これらの特徴を踏まえ、モバイル回線を契約する方は検討するとよいでしょう。

モバイル回線の派生ホームルーターについて

インターネット回線の位置づけではないのですが、最近はホームルーターと呼ばれる持ち運びは出来ない起き型のモバイル回線を利用したサービスがあります。

使い放題のサービスもあれば、そうではないサービスもあります。

料金は、マンションタイプとファミリータイプの料金の中間くらいですので、自宅に光回線は引けないが外で持ち運びはしないユーザーにはよいサービスと言えます。

失敗しないための回線選びのポイント

ここまで回線についてご説明してきました。
次に、本題に入りますが失敗しないため、おさえておきたい回線選びの6つのポイントを説明します。

これらをすべて把握しておけば、イレギュラーなことが起こらない限り失敗は無いと言えるでしょう。

  • 具体的にどのインターネット回線が利用できるのか
  • 建物は戸建てなのか集合住宅なのか
  • インターネットでどのようなサービスを利用するか
  • 端末の台数は何台使うのか
  • 何人で利用するのか
  • 利用場所は家の中が多いのか、外出先が多いのか

それでは具体的な内容を下記に順番に説明していきます。

1.具体的にどのインターネット回線が利用できるのか

まずは、インターネット回線で何が使えるのか知らなければ、そのサービスを選ぶことすらできません。

いろいろなサイトで時間をかけて調べたのに、結局使えなかったと多くの人とお話してきました。

具体的に何が使用できるか調べてから、回線を選ぶといいでしょう。

下記にご自身でもお調べできるサイトを掲載しますが、よくわからない場合はプロに調べてもらうのがよいでしょう。

2.建物は戸建てなのか集合住宅なのか

お住まいの物件もすごく重要です。

たとえば、木造や重量鉄骨などの材質や部屋数などによっても回線選びは変わってきます。

モバイル回線のWIMAXなどは壁に弱いのですが、とくに鉄筋コンクリートなどは電波が外から入りづらい傾向があります。

また、集合住宅に住んでいても設備が導入されていなければ、ファミリータイプの料金での利用となりますし、そもそも工事が出来ない場合もあります。

3.インターネットでどのようなサービスを利用するか

YouTubeやネットフリックスなどの動画視聴や、在宅ワークやオンラインゲーム、ネットサーフィンやセキュリティカメラなど、人によって利用するサービスはさまざまです。

また、オンラインゲームでも、スマホのオンラインゲームもあればプレイステーションや任天堂のSwitchなどゲーム機でのオンライン、ゲーミングPCでのオンラインゲームなどハードウェアによって変わります。

また、プレイしているゲームタイトルによっても求めるスピードが変わります。
最近、お客さまからも良くIPv6サービスについての質問をされますが、ゲームをやる方はとくに関心が高いサービスです。

IPv6についての説明はまた別の記事で詳しく書きますが、ゲーム機やプレイするゲームタイトルによって、対応をしていない場合もありますので注意が必要です。

この辺りも、ゲームタイトルなどを含めて、プロに相談するとよいでしょう。

4.端末の台数は何台使うのか

端末の台数ですが、同時に何台使用するのかがポイントになってきます。

スマホ2台とPC1台の合計3台を同時に使用するなどは、モバイル回線では厳しい場合もありますので注意が必要です。

5.何人で利用するのか

端末の台数と同じ内容ですが、今までの経験として1人で使用するならモバイル回線でも良いのですが2人以上になると光回線を利用しないと繋がらないなどのストレスがたまる原因となります。

インターネットはやはり快適に利用できないと意味が無いと思いますので重要なポイントとなってきます。

6.利用場所は家の中が多いのか、外出先が多いのか

家の中での利用が多いのであれば、光回線かホームルーター。

外出先が多いのであれば、モバイル回線となってきます。

ただし、家の中でオンラインゲームやTVで動画を視聴するなど大容量のデータを使用するサービスを利用するのであれば光回線とモバイル回線の2つを契約するか、モバイルのデータ容量を上げた方がコストは安く抑えられます。

他にも加味をするポイントはございますが、以上の6つを確認して何がベストなインターネットなのかを導きだすと契約するインターネット回線の失敗はしないでしょう。

用途別オススメ光回線

ファミリー向けの戸建て編

■コミュファ光
オススメ理由:愛知、岐阜、三重、静岡、長野ので展開しているサービスです。

何と言っても、ネットと電話とTVの三点セットがNTTのフレッツ光回線サービス(コラボも含む)に比べ、お得にご利用いただけます。

また、1Gではなく10Gサービスも一部地域のみですが提供しています。Wi-Fiルーターもかなりよい機器を無料でレンタルしてくれますし、TVに関しては地デジ・BSの視聴も出来ます。家にアンテナを立てたくないニーズが高まっている中、とてもよいサービスと言えるでしょう。

ただし、TVで専門チャンネルを見たい場合は、少しサービスが見おとりします。

ご高齢の方が時代劇チャンネルを見たいなど、TVの専門チャンネルが必須の場合はオススメ出来ません。

■コラボ光
オススメ理由:全国で利用でき、NTTフレッツ光回線を利用したサービスです。

コラボ光で代表的な会社は、ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、OCN光、ぷらら光、@nifty光、So-net光などです。(他にも200商品以上はあります)

しかし、私は特定のコラボをオススメ出来ません。理由としては、契約時に置かれた時期や状況によってお得なサービスが変わるからです。

たとえば、新規で申し込むのか、契約変更による乗り換えで申し込むのか、工事費などは設置場所やキャンペーンで異なりますし、TV工事に関しても費用や支払い回数などが変わります。

ただし、そういった状況が何も無いようであれば、上記に挙げたような代表的なコラボ光のサービスであれば問題無いでしょう。

■CATV各社
オススメ理由:何と言ってもCATV各社の専門分野であるTVの専門チャンネルを見たい方はCATVがオススメです。

多種多様な専門チャンネルを視聴できます。

インターネットのライトユーザーやインターネットは使わないけどTVは見たいニーズの方はまさにベストチョイス。

CATV独自の地域に根付いた放送などもあります。

また、料金プランも細かく分かれている会社が多いため、自分の好きな番組を選ぶこともできます。

通常はCATV線を利用するため伝送損失の影響によりインターネットのスピードが遅くなってしまいますが、企業によっては光回線を引いている会社もあります。

また、幹線道路は光ファイバーで枝道はCATV線を敷設する光ハイブリッド方式などの工法で線を引き込んでいる場合もあります。地域密着型サービスのため、工事などの融通が聞いたりPCサポートなども充実している会社もありますが、このあたりは会社によって大きくサービス内容が異なります。

TV主体でお考えの方には良いサービスです。

オンラインゲームをしたい人へのオススメ回線

オンラインゲームといっても、いろいろな種類のゲームがありますよね?

スマートフォンでパズドラやモンスト、ドラゴンクエストなどをプレイする人もいれば、ゲーミングPCでAPEXやフォートナイト、FF14などをプレイする人もいます。

今から、ベストなゲーム回線をご紹介していきます。

スマホのオンラインゲームでベストな回線

スマホ用のゲームは、そもそもそこまでスピードの速さを求めたゲームはありません。

携帯の速度でも十分楽しめるよう設計されています。しかし、遊び過ぎてデータの通信制限を上回ってしまうと遅くなるのでストレスがかかりますよね。

そんな時は、下記の回線や対応を検討しましょう。

  • 光回線、CATVを契約してスマホをWi-Fiで繋ぐ
  • モバイル回線、ホームルーターを契約してWi-Fiを繋ぐ
  • スマホの契約プランを見直し

正直、スマホのオンラインゲームはどれを選んでも問題ないと思います。

ただし、モバイル回線などは3日で10Gや1ヶ月100Gなどのデータ通信制限がありますので、それ以上にプレイする人は光回線などがオススメです。

ゲーム機でのオンラインゲームでベストな回線

ゲーム機も数多くありますが、FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)のようなオンライン対戦ゲームや高度な連携が必要となるMMO(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)をプレイするのであれば、ラグが起きることで勝敗に影響することがありますので、光回線以外はきっと満足できないでしょう。

ただし「あつまれ どうぶつの森」などのラグが比較的ゲームに影響を与えないものであれば、ホームルーターなどでも満足できる場合もありますが、利用する場所によってはネットが不安定となるため、やはりオススメは光回線となります。

ゲーミングPCでのオンラインゲームでベストな回線

ゲーミングPCを購入してオンラインゲームをプレイするオンラインユーザーは光回線以外の選択肢はなく、それ以外の回線を選ぶのはゲーミングPCの能力が発揮できない宝の持ち腐れとなってしまうため、光回線を激しくオススメしたい。

また、共通してオススメの回線は、光回線であればNTTコラボの大手プロバイダが運営している光回線か、ソニーが提供しているNURO光、KDDIのauひかり、電力系各社が提供している光回線やCATVも光回線のサービスを提供している場合はオススメです。

無線でのWi-Fi接続ではなくLANケーブルでの有線接続も回線速度を安定するうえでは重要なポイントとなります。

ただし、例外事項があります。
集合住宅での設備でVDSL方式、LAN配線方式の2つの場合に限りIPv6で接続しないと総じて遅い傾向があるので注意が必要です。

これは、回線速度の違いが影響してくるのですが、設備内容についてはかなりのボリュームとなるため、別の記事で開設したいと思います。

FPS以外のゲームであれば特に問題は無いですし、接続方式もIPv6にすれば問題なくプレイできる場合もありますのですべてとは言えません。

また、マンション設備については基本的に変更が出来ないため、住む場所を変える必要がありますので住居選びは十分注意しましょう。

NURO光に関しては、回線タイプが光回線を引き込む方式のみのため速度は問題無いのですが、マンションタイプが絶望的に少ないため、導入マンションを探すのが難しいです。

これは、NUROのマンション設備導入ルールに影響するのですが、守秘義務のため説明は割愛します。

また、集合住宅に戸建てタイプの導入もできますが、管理会社やオーナー許可が必要のため100%工事開通して利用することは出来ません。

過去の経験から、VDSL方式やLAN方式でも問題なくプレイできるケースもありましたし、光回線での方式でもラグい現象がおきるケースもあります。

では、具体的なオススメをする回線の前に、オンラインゲームをプレイするうえで重要なキーワードのping値について解説します。

ping値とは
ping値(ピング値・ピン値)とは、ゲームをプレイする機器とゲームサーバーの往復にかかる値を表しています。
この数値が高いとFPSユーザーがもっとも気にするラグい(時間のズレ・遅延)と呼ばれる現象がおきます。

具体的にどのよう状況かというと、

  • 対戦相手の攻撃を避けたのにダメージを食らう
  • 対戦相手に攻撃を加えたがダメージ無し
  • 動きがカクカクする
  • キャラクターがワープ

など、ゲームをプレイするうえで致命的な現象が多発しますし、他にもデメリットになる現象が起きますので、これでは楽しくプレイ出来ません。

このping値とはベストな光回線を契約しても、

  • 有線・無線ルーターなどの接続機器の経年劣化や仕様
  • LANケーブルの経年劣化
  • ゲーム機の経年劣化

などにより数値が高くなってしまいますので回線がダメとすぐに判断しないようにしましょう。

では、オススメの光回線を紹介します。

コラボ光回線については、IPv6のサービスが無料でついている下記の回線がオススメです。

  • ドコモ光(ドコモISPに関しては、回線の記事に記載しています。)
  • BIGLOBE光
  • ぷらら光
  • OCN光(VDSL、LAN配線方式以外)
  • ソフトバンク光

※ソフトバンク光はIPv6サービスを利用する際に、BBユニットという機器を月額513円(税込み)でレンタルする必要があります。

そのため、他社と比較すると料金が割高となってしまうため、ソフトバンクやワイモバイルユーザーに限りオススメです。

  • auひかり (VDSL、LAN配線方式以外)
    NURO光
    コミュファ光(VDSL、LAN配線方式以外)
    eo光(VDSL、LAN配線方式以外)
    メガエッグ(VDSL、LAN配線方式以外)
    BBIQ光(VDSL、LAN配線方式以外)

オススメした回線は、IPv6が標準装備されていていますのでオススメです。

テレワーク用でのオススメ回線

最近、多くの企業が導入をはじめている、テレワークを行う上でのオススメ回線を解説します。

テレワークといっても、企業や業務内容によっておこなう仕事はさまざまです。

会議や商談が多い場合もあれば、PC作業が多い場合もありますし、取り扱う業務によってセキュリティレベルも違います。

まずは、PCやネットワークの専門または関連部署がある場合は、どのような回線の契約が必要か部署の担当者へ確認することをオススメします。

部署の担当者が選ぶ回線は、その企業にとって適切な回線であることは間違いありません。

また、PCやネットワークの専門または関連部署が社内に無い場合でも、社内システムなどを外部に委託している企業も多くあります。その場合は、委託している企業へ確認することも重要です。

専門または関連部署がなく、委託している企業がないケースもあります。その場合は、どのような業務で使用するのかがポイントとなります。

下記の中でどれか一つでも当てはまるようであれば、光回線がオススメです。

  • ZOOMやマイクロソフトのTeamsなどでビデオ会議や商談が多い場合
  • ChatworkやSlackなどのコミュニケーションツールで頻繁にやり取りする場合
  • 大小問わず、データのアップロードやダウンロードが多い場合
  • ネットワーク上に、セキュリティ機器を設置する必要がある場合
  • 通信が不安定になると支障がでる作業を行う場合

光回線は使い放題で安定してインターネットが利用できます。

共通してオススメの回線は、光回線であればNTTコラボの大手プロバイダが運営している光回線か、ソニーが提供しているNURO光、KDDIのauひかり、電力系各社が提供している光回線やCATVも光回線のサービスを提供している場合はオススメです。

ただし、会社で契約を行う必要がある場合は法人契約となります。その場合は、法人契約を行っていないサービスもありますので注意が必要です。

また、

  • ・固定IPを使用する場合
  • ・VPNを組み、社内サーバーへアクセスする場合

は、NTTのフレッツ光+指定ISPのセット契約がオススメです。

固定IPは、特定のプロバイダのみ提供していますので、コラボ光やNURO光、auひかり、電力系光など回線とプロバイダが初めからセットになっている場合は、固定IPの利用が出来ないか出来たとしても割高になってしまいます。

また、VPNに関しても、IPv6サービスが障害となり、うまく接続できない場合もあります。

あえてIPv4のみ提供しているプロバイダと契約する方がよいケースもあります。

また、接続をする機器も専用の業務用ルーターなどが必要になりますので、専門知識をもつ業者へ依頼するとよいでしょう。

そのあたりでお困りでしたら当サイトへお問合せいただければ、安心してオススメできる業者様をご紹介させていただきます。

また、NTTのフレッツ光は、何かトラブルがあった時にどこよりも最速で復旧対応をしてくれます。そういった安心感も条件の人であれば、NTTのフレッツ光回線がオススメです。

プロバイダについてのまとめ

本ページではプロバイダについてや回線事業者について等を説明させて頂きました。

最後にですが、そもそも、光コラボ系の回線のシェアが伸びてきた昨今、プロバイダを選ぶこと自体減ってきています。

ただし、プロバイダ選びは回線事業者選びと同じくらい重要であるといえます。

NTTのフレッツ光、コラボ回線のドコモ光、KDDIのauひかり、電力系のコミュファ光を契約する場合は、上記内容をふまえご検討されると間違いはないでしょう。

もし、ご自身が考えていることが不安な方やこの記事を読んでより複雑だと感じた方は下記よりお電話頂けましたら、弊社の光回線のプロがお客様のインターネットの用途や使用環境等をヒアリングさせて頂いたうえでオススメの光回線を紹介させて頂きますのでお気軽にお電話もしくは、LINEにてお問い合わせください。