ビッグローブ光IPv6オプションの利用方法、メリットを詳しく紹介

ビッグローブ光 ipv6

夜間や休日など、多くの人がインターネットにアクセスする時間帯は、回線が混雑して速度が出にくくなってしまうとイライラしますよね。

 

その場合、ビッグローブ光のIPv6オプションなら速度の改善が見込めるかもしれません。

 

IPv6を利用することで回線速度が速くなり、快適にインターネットを利用できるようになる場合もあります。

 

ただし、IPv6の利用には専用ルーターが必要です。ビッグローブ光から月額550円でレンタルするか、自分で購入するかですがオススメは購入です。

 

機器のスペックにもよりますが、金額も5,000円以下で購入できるためレンタルするより1年も使えば費用としては安く抑えられます。

 

この記事では、ビッグローブ光のIPv6の特徴や利用する際の手続きについて、詳しく解説しています。

 

ビッグローブ光を検討中の方はぜひ参考にしてください。

 

この記事を書いた人

山本 薫

通信業界歴、約20年。豊富な知識と経験を生かし、その人に合わせたベストなインターネットライフの提案から構築までを得意としています。 回線選びは失敗続きだった自身の過去を「お客さまには同じ経験をさせたくない」との思いから、光回線のコンサルティング業に従事。 法人:ビジネスフォンやOA機器、ネットワーク等 個人:携帯電話や光回線の営業等

IPv6とは

 

IPとは「インターネットプロトコル」の略で、インターネット通信を行う際の規約のことをいいます。

 

IPアドレスは、インターネット上の住所のことで、インターネット接続されているすべてのコンピュータにはIPアドレスが割り当てられています。

 

これまでは「IPv4アドレス」が使われておりましたが、世界中でインターネットが普及したことに伴ってIPv4ではIPアドレスが不足してしまうという問題が発生し、新たに「IPv6アドレス」が登場しました。

 

IPv4とIPv6の違い

 

IPv4では約43億個までのIPアドレスを割り当てられますが、IPv6ではIPアドレスを128桁の2進数で表現するため、約340澗(かん)個と、実質無限のIPアドレスを利用できるのです。

 

IPv4とIPv6の違いは、冒頭でもお伝えしたbit数の違いがあります。

 

IPv6はIPv4よりもビット数が多く、膨大な数のIPアドレスを割り当てられます。

 

そして、ビット数が異なることにより、IPアドレスの長さも違うので、ユーザーにわかりやすいIPアドレスの表示にするために表記方法が違います。

 

IPv4では32ビットのIPアドレスを8ビットごとに区切り、10進数に変換して表記し、IPv6では128ビットのIPアドレスを16ビットごとに区切って、16進数で表記します。

 

また、接続方式が異なる点も大きな違いです。

 

IPv4ではPPPoEと呼ばれる接続方式を使用していて、ネットワーク終端装置を経由してインターネットに接続しますが、IPv6ではインターネットサービスプロバイダーを介して、直接接続できるIPoEという接続方式を採用しています。

 

そのため、IPv4よりもIPv6の方が、回線速度に優れています。

 

セキュリティ面では、IPv6には、「IPsec」という、情報の暗号化を実現するプロトコルが必須機能として実装されています。

 

そのため、データの改ざんに対する耐性や機密性が、最初からある程度担保されている状態になっています。

 

ただし注意したいのが、IPv4とIPv6では互換性がないので、IPv4を利用してIPv6が使用されているサイトに接続できず、逆にIPv6を利用してIPv4が使用されているサイトへのアクセスもできません。

 

そこで、IPv4とIPv6に互換性がないという問題を解決するために、IPv6 IPoEのプロトコルを使いつつ、IPv4ネットワークへも接続できるようにしたIPv4 over IPv6を持ちいれば両方のサイトに接続することができます。

 

IPv4とIPv6の違いについてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。

IPv4とIPv6の違いとは?わかりやすく解説

 

ビッグローブ光のIPv6オプションについて

 

それでは実際にビッグローブのIPv6オプションについてお話しします。

 

初期費用・月額料金無料

 

ビッグローブ光のIPv6オプションは、初期費用も月額料金も一切かかりません。

 

IPv6オプションはビッグローブ光に申し込むだけで利用することができます。

 

IPv6対応機器が必要

 

IPv6オプションを利用するのに追加料金はかかりませんが、「IPv6通信に対応した機器」を用意する必要があります。

 

IPv6通信に対応した機器を用意する方法を3パターン紹介します。

 

①光電話に申し込む

 

光電話に申し込むと「ホームゲートウェイ」という、IPv6に対応した機器をNTTからレンタルできます。

 

この方法は、固定電話を使う人、auやUQmobileのスマホユーザーにオススメです。

 

オススメする理由は「光電話」の利用が「auスマートバリュー」「ギガMAX月割」というスマホとのセット割を適用するための条件だからです。

 

光電話の利用には月額550円かかりますが、セット割の割引額で相殺できるので、実質負担なしで対応ルーターを借りられます。

 

家に固定電話を引きたい人や割引を利用する人であれば、光電話に申し込みましょう。

 

ただし注意点として、光電話対応のホームゲートウェイにはWi-Fi機能がありません。

 

自宅でWi-Fiを使うためには、Wi-Fiルーターをレンタルするか購入する必要があります。

 

また、auのスマホを一台のみ利用している場合は、固定電話の申し込み不要の割引サービス「auセット割」の方がオススメです。

 

携帯のプランによって550円~1320円割引が受けられます。

 

auスマートバリューなどの固定電話の申込条件が無いため、サービス自体が違うことを覚えておいて損はありませんよ。

 

②ビッグローブからレンタル

 

ビッグローブ光からIPv6対応の無線LANルーターをレンタルすることもできます。

 

レンタル料金は月額550円(税込)かかります。

 

また、解約時には手数料1,300円かかるので注意してください。

 

③自分で市販のルーターを購入

 

最も費用が安く済むのが市販のルーターを購入することです。

 

月額料金もかかりませんし、もし解約しても返却する必要がないので、長期的に見て一番安く済みます。

 

購入する際は、IPv6オプション対応の推奨機器を選ぶようにしてください。

 

ビッグローブ光のIPv6オプション申し込み方法

 

IPv6対応機器を用意できれば、それでOKです。

 

ビッグローブ光は、最初からIPv6がデフォルトで付いてきます。

 

わざわざ申し込む必要が無いんです。

 

優しいですね!

 

ただし、まれに開通工事当日にIPv6が利用できない場合もあります。

 

その場合は、直接ビッグローブへ電話で申請すると数時間後に使用できるようにしてくれます。

 

IPv6オプションのメリット

 

IPv6オプションのメリットを紹介します。

 

無料で利用できる

 

IPv6対応機器さえあれば、月額料金や初期費用が無料で高速通信を利用できるのはIPv6オプション最大のメリットです。

 

混雑する時間帯でも高速通信が可能

 

従来のIPv4では混雑していてインターネットが繋がりにくかった休日や夜間帯も、IPv6に切り替えることで快適に利用できるケースもあります。

 

ただし、絶対に早くなる事ではありません!

 

IPv6オプションのデメリット

 

IPv6のデメリットを解説します。

 

IPv6対応の機器が必要

 

IPv6オプションを使うためにはIPv6に対応している機器を準備が必要です。

 

レンタルをする場合、月額550円(税込)かかってしまうので、自分で購入するのがオススメです。

 

IPv6オプションの注意点

 

補足になりますが、「IPv6オプション」では一部利用できないサービスがあります。

 

・固定IPサービス

・ダイナミックDNSサービス

・一部通信型ゲームなど、特定ポートを使用するサービス

(その他、複数のユーザでIPアドレスを共有すると利用できないサービスなど)

・特定のプロトコル(PPTP、SCTP)を利用するサービス

・外部へのサーバ公開

(利用可能なポート番号、ポート数に制限があるため)

 

利用したいサービスが含まれていないかチェックしておきましょう。

 

ビッグローブ光でIPv6が利用できているか確認する方法

 

IPv6の利用状況は「test-IPv6.com」か「BIGLOBE会員サポート」というサイトにアクセスすれば、簡単に確認できます。

 

IPv6が使えているか分からない場合は、一度確認してみましょう。

 

もしアクセス後、画面上に「IPv6 アドレスが検出されませんでした」や「現在の接続環境はconnected via IPv4です」と表示された場合は、IPv6は利用できていません。

 

IPv6接続でネットにつながらない場合は、ビッグローブに一度問い合わせてみてください。

 

IPv6接続なのに速度が遅い原因

 

IPv6接続ができているのに速度が遅いときは、次の可能性が考えられます。

 

機器の不具合

 

ネットに繋がっている機器のどれかに不具合が出ると、通信速度が低下することがあります。

 

ネット周辺機器とは、NTTのモデム・Wi-Fiルーター・パソコンのような端末を指します。

 

とくに、モデムやWi-Fiルーターは365日24時間使い続けているものなので、調子が悪くなることもあります。

 

これらの機器は、再起動することで回線速度が改善されることが多いです。

 

ネットワーク機器が古い

 

ネットワーク機器が古いと、性能不足で速度が出ないことがあります。

 

ネットワーク機器はWi-Fiルーターだけでなく、パソコンやスマホ・LANケーブルも含まれます。

 

5年以上同じ機器を使い続けている人は、見直した方がいいでしょう。

 

パソコン側でIPv6が無効になっている

 

パソコン側でIPv6が無効の設定になっていると、IPv6接続が利用できません。

 

初期状態ではIPv6は有効になっていることがほとんどですが、まれに設定が無効になっているケースがあります。

 

パソコン側のIPv6の有効化手順

 

①画面左下の「スタートボタン」を右クリックします。

 

②ネットワーク接続(W)をクリックします。

 

③アダプターのオプションを変更するをクリックします。

 

④イーサネットのアイコンを右クリックし「プロパティ」をクリックします。

 

※Wi-Fi接続の場合は「Wi-Fi」のアイコンを右クリックして「プロパティ」をクリックしてください。

 

⑤ネットワークタブを選択し「インターネット プロトコル バージョン6(TCP/IPv6)」にレ点がなければチェックを入れてください。

 

以上で設定が完了です。

 

最初からチェックがついている場合なら、既にIPv6が利用可能な状態です。

 

マンションの設備の問題

 

マンションによっては、建物内の配線が光配線でないことがあります。

 

「VDSL配線方式」と呼ばれる銅線ケーブルでの配線がされていた場合は、最高速度が100Mbpsです。

 

ただしIPv6の効果が全くないわけではありません。

 

例えば、もし速度が10Mbpsを下回っている場合は、効果が出やすいです。

 

また、IPv6も混雑していると速度は遅くなります。

 

その場合は、プロバイダーを切り替えるのも検討した方がよいでしょう。

 

まとめ

 

ビッグローブ光は、申し込むだけで費用を一切かけることなくIPoE方式での通信が可能となります。

 

従来のIPv4でのPPPoE接続とは違い、回線が混雑するのを避けられるので快適なネット通信ができるようになります。

 

今のインターネット回線に不満があるようでしたら、ぜひ乗り換えを検討してみてください。

 

インターネット回線を検討中の方や光回線選びでお悩みの方は、当社までお気軽にご連絡ください。