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フレッツ光とは、NTT東日本・NTT西日本が提供する光回線サービスです。
全国のほとんどのエリアで利用可能で、NTT回線を利用した光回線は日本で最も契約数が多くなっています。
NTT回線を利用した光回線はフレッツ光以外にも複数存在します。
例えば、ドコモ光やソフトバンク光などといった「光コラボレーション」と呼ばれるものです。
この記事では、フレッツ光を契約するメリット・デメリット、フレッツ光と光コラボの違い、選ぶべき光回線はどれなのかについて、詳しく解説します。
光回線の契約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
運営会社 | NTT東日本/西日本 |
提供エリア | 全国 |
月額料金(戸建て)※1 | 東日本:5,940円 西日本:5,940円 ※別途プロバイダ料 |
月額料金(マンション)※1 | 東日本:3,685円 西日本:4,070円 ※別途プロバイダ料 |
開通工事費 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 |
契約料 | 880円 |
セット割引 | なし |
キャッシュバック | なし |
※1 月額料金は、最大1Gbpsプランの料金を記載しています。
フレッツ光でインターネットを利用するには、プロバイダーとの契約が別途必要です。
フレッツ光の契約をNTT東日本またはNTT西日本とするだけでは、インターネットは利用できません。
NTTが提供する回線を直接ユーザーへ繋ぐことはできないため、プロバイダが仲介して接続サービスを行なっているからです。
光コラボは回線事業者とプロバイダが一体化したサービスですので、光コラボを契約すればインターネットが使えますが、フレッツ光はNTTとの契約と別にプロバイダとも契約が必要になります。
フレッツ光に対応しているプロバイダは、100社以上あります。
プロバイダによって料金や通信速度、サービス内容が異なります。
フレッツ光でインターネットを利用するには、対応するプロバイダから1つを選んで契約をしないといけません。
プロバイダについてよくわからないという方は、こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
プロバイダ(ISP)とは何か?数ある中から選ぶポイントも解説
フレッツ光の基本的な仕組みをお分かりいただけたところで、フレッツ光のメリットについて紹介したいと思います。
・大手通信事業者NTTの光回線という安心感がある・全国で利用可能
・プロバイダの変更が可能
初めて光回線を使う方など光回線に詳しくない方は、なるべく安心して使えるものを選びたいと思いますよね。
日本で1番使われている光回線であるNTTのフレッツ光であれば、どこよりも安心して使うことができるのではないでしょうか。
NTTの回線は日本全国に行き渡っているので、フレッツ光は全国で利用できる光回線となっています。
引っ越しの際にも「引っ越し先の地域が提供エリア外だった」ということがほぼないのもメリットでしょう。
フレッツ光ではプロバイダを自由に選ぶことができますが、途中で変更するのも自由です。
プロバイダを変更することで、毎月の支払いを安くしたり、インターネットの速度を速くしたりすることが可能です。
光コラボではプロバイダと一体化したサービスになっているので、プロバイダを変更したいとなると光コラボ自体解約しなければなりませんが、フレッツ光はプロバイダのみ変更することが可能なのです。
フレッツ光には次のようなデメリットがあるため、注意が必要です。
・プロバイダーを選ばないといけない・独自回線よりも速度が遅い
・月額料金が高い
・キャンペーンがない
・スマホとのセット割引がない
プロバイダを自由に選べるという点はメリットでも紹介しましたが、逆に言うとわざわざ選ばないといけないということになります。
フレッツ光に対応している数多くのプロバイダから、納得のいくプロバイダを自分で選ばなくてはいけません。
プロバイダによって料金や通信速度、サービスなどが異なるので、それらを比較して自分に合ったプロバイダを探そうとすると、かなり時間がかかってしまいます。
フレッツ光は、光回線初心者の人にとっては面倒が多く、わかりにくいサービスだと感じるでしょう。
そこでおすすめなのが、回線とプロバイダが一体型になった光回線サービスです。
プロバイダ一体型の光回線であれば、わざわざ自分でプロバイダを選ぶ必要がなくなるうえに、契約も1つにまとまりわかりやすいです。
フレッツ光は独自回線(NURO光・auひかりなど自社の光回線通信網を使用するもの)に比べて速度が遅いというデメリットがあります。
最大速度は1Gbpsと速そうに見えても、実際に出る速度は時間帯や利用環境によって異なります。
これは、フレッツ光の回線を利用する光コラボにも共通するデメリットです。
フレッツ光がなぜ独自回線よりも速度が遅いのかというと、以下のような原因が考えられます。
フレッツ光回線を利用するインターネットサービスは、フレッツ光の他に光コラボ多数があります。
独自回線に比べてフレッツ光回線の利用者は特段多いため、利用者が集中する時間帯は通信が混雑してしまうわけです。
近年、コロナ禍が原因で自宅でインターネットを利用する時間が増えたこと、そしてインターネットで高画質ストリーミング配信や、通信量の多いオンラインゲームを利用するユーザーが増えたため一人あたりのインターネットを使う通信量が増加しています。
一人あたりの通信量のことをトラフィックといいますが、このトラフィックを処理する設備のキャパシティには限りがあるため、トラフィックが増えすぎた場合は、全員が公平にインターネットを使えるように、通信速度が制限されることがあります。
光回線に速度制限がかかると一定速度以上は出なくなり、快適なインターネット利用ができなくなってしまいます。
フレッツ光回線を導入しているマンションは、1本の光回線を分岐して最大32世帯で共有しています。
1Gbpsの光回線を32分割すると、最大でも約32Mbpsまでしか速度が出ない計算になります。
マンション備え付けのフレッツ光を利用していて速度が遅いと感じている場合は、以上の原因が重なっていると考えられます。
フレッツ光は別途プロバイダと契約しなければならないため、光回線使用料金とプロバイダー料金がそれぞれ発生します。
その分、月々の料金が高くなります。
光コラボや他社光回線がキャッシュバック等のキャンペーンを行なっているのに対し、フレッツ光はキャンペーンがありません。
キャンペーンがないとお得感が薄れてしまいますね。
フレッツ光には、光コラボや他社光回線にあるようなスマホとのセット割引がありません。
光回線を契約するうえで、スマホとのセット割引は非常に大きなポイントです。
キャッシュバックやスマホとのセット割引など、お得に光回線を使いたいのであれば、フレッツ光以外の光回線を選んだ方がよいでしょう。
フレッツ光の月額料金と、初期費用を紹介します。
月額料金は、割引等を適用する前の料金を表示しています。
プロバイダ料金は別です。
NTT東日本・西日本で若干サービスの名称等が異なるため、分けてご紹介しています。
※表示価格は、特に記載がある場合を除きすべて税込です。
NTT東日本にはプランに応じて適用される各割引があります。
「にねん割」は、2年契約をした場合、月額料金から戸建ては2年間で最大18,470円、集合住宅は2年間で最大2,640円割引になります。
にねん割の割引額
戸建て・・・月々770円×24ヵ月
集合住宅・・・月々110円×24ヵ月
※各割引には条件が適用条件があります。
下記の表は割引前の料金です。
NTT東日本 戸建て向けプラン
プラン名 | 最大速度 | 月額料金 |
フレッツ 光クロス | 最大10Gbps | 6,050円 |
フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ (Wi-Fiルーター付き) |
最大1Gbps | 6,270円 |
フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ |
最大1Gbps | 5,940円 |
フレッツ 光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプ |
データ受信 最大200Mbps データ送信 最大100Mbps |
5,720円 |
フレッツ 光ライトプラス | 最大100Mbps | 4,180円〜 6,050円 |
フレッツ 光ライト ファミリータイプ |
最大100Mbps | 3,080円〜6,380円 |
NTT東日本 集合住宅向けプラン
プラン名 | 最大速度 | 月額料金 |
フレッツ 光クロス | 最大10Gbps | 6,050円 |
フレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ |
最大1Gbps | プラン2の場合 3,685円 |
フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ |
最大1Gbps | プラン2の場合 3,355円 |
フレッツ 光ネクスト マンション・ハイスピードタイプ |
データ受信 最大200Mbps データ送信 最大100Mbps |
プラン2 光配線方式の場合 3,135円 |
フレッツ 光ライト マンションタイプ |
最大100Mbps | 2,200円~ 4,730円 |
※マンションタイプで提供するサービスメニュー(ミニ、プラン1、プラン2)については、同一の集合住宅などで見込まれる契約数(ミニは4以上、プラン1は8以上、プラン2は16以上)の条件などを考慮して、NTT東日本が決定します。
NTT西日本にはプランに応じて、新規契約で適用される「光はじめ割」、2回線または3回線のグループを組んで申し込むことで適用される「グループ割」、対象プランの申し込みで適用される各割引があります。
それぞれ条件がありますが、該当する場合は月額料金から割引になります。
NTT西日本 戸建て向けプラン
プラン名 | 最大速度 | 月額料金 |
フレッツ 光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼 |
最大1Gbps | 5,940円 |
フレッツ 光クロス ファミリータイプ | 最大10Gbps | 6,930円 |
フレッツ 光ライト ファミリータイプ | 最大100Mbps | 3,520円~6,600円 |
NTT西日本 集合住宅向けプラン
プラン名 | 最大速度 | 月額料金 |
フレッツ 光ネクスト マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼(プラン1) |
最大1Gbps | 4,070円 |
フレッツ 光クロス マンションタイプ | 最大10Gbps | 6,930円 |
フレッツ 光ライト マンションタイプ | 最大100Mbps | 2,860円~5,940円 |
フレッツ光の初期費用は、NTT東日本・西日本とともに共通で、契約料と工事費がかかります。
契約料は880円、工事費は戸建ての場合19,800円、集合住宅の場合16,500円、土日祝日の工事は追加で3,300円発生します。
工事費は分割払い(24回支払いのみ)で、初回は3,300円、2回目以降は残額を分割した額が毎月の支払いになります。
フレッツ光ネクスト
平均Ping値:20.32ms
平均ダウンロード速度:274.04Mbps
平均アップロード速度:219.92Mbps
フレッツ光ライト
平均Ping値:19.92ms
平均ダウンロード速度:60.12Mbps
平均アップロード速度:63.36Mbps
フレッツ光クロス
平均Ping値: 11.97ms
平均ダウンロード速度1202.85Mbps
平均アップロード速度1323.34Mbps
[実測値参考元:みんなのネット回線速度]
フレッツ光の速度は速いとはいえません。
ただし、通信速度はプロバイダによっても異なるので、フレッツ光の速度が遅いと感じている方はプロバイダの変更を検討してみてもよいかもしれません。
ここまで、フレッツ光のメリット・デメリットを解説してきましたが、実際にフレッツ光を使ったことがある人のリアルな口コミや評判が気になりますよね。
そこでフレッツ光に関する口コミや評判の書き込みを調べました。
ただし、インターネットの速度や使いやすさは実際に使う地域や環境によって変わるため、当てはまらないこともあります。
ここでまとめている口コミや評判は、あくまで参考程度に留めておくようにしてください。
色々試した結果、フレッツ光の純正をうちは使ってるなあ ('ω')
400Mbpsとか出るし、存在を忘れるくらい回線が安定してる。こういうネットインフラは少し高くても純正を使った方が良いかな。https://t.co/EljqOLfgsn
— 小塚崇史@バリュー株投資 安全域を保つ (@keeping_safety) September 28, 2022
横浜にいた時にはNuro光を使っていて、とても高速だった。今は激遅になっていて訴訟寸前だとか。
今はフレッツ光回線でして、早くも遅くなくという感じ。今朝は160Mbpsだった。 pic.twitter.com/SBbVFqIOkO
— SSDN(ヨコハマNI30/6) (@JJ1NBO) September 23, 2022
フレッツが11日工事でニューロが27日だって工事😂
フレッツ光でいいかなー🤔— 💜ᴀɪᴄʜᴀɴᴍᴀɴ🌙 (@Barbie__moon) September 28, 2022
フレッツ光の良い口コミ・評判まとめ
・回線が安定している
・速度が速くも遅くもない
・申し込みから工事日までが早い
NUROが終わってると話題ですがFPSメインの配信者の終わってる回線をご覧下さいこちらフレッツ光有線です pic.twitter.com/M2XqG2t9lp
— 儚セラ🕊🥀@火曜日から参加型多め (@hakanai_sela) September 29, 2022
フレッツ光のサイトで調べたら、入居する予定の都営住宅
フレッツ光クロス
6050円/月+プロバイダ約2000円で毎月8000円くらいする…😵電気屋さんの話と全然違う…。
フレッツ光ネクストが新規停止しているらしい。
速度でなくて、料金だけクロスの値段とか?
— 瑠璃@都営住宅入居予定 (@ruri11111111) September 24, 2022
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フレッツ光の悪い口コミ・評判まとめ
・動画配信には速度が足りない
・料金が高い
・インターネットが遅い
フレッツ光の申し込み方法を紹介します。
フレッツ光に申し込むには、NTT西日本/東日本のホームページから申し込むか、プロバイダーのホームページから申し込むかの方法があります。
マイベストネットでは、お客様に最適な光回線選びのご相談に乗らせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
申し込み後、工事について連絡があるので、申し込み内容と契約情報の確認を行い、問題がなければ工事日の調整を行います。
工事完了後、必要な設定をしてインターネットの利用開始となります。
光コラボとは、NTT東日本/西日本が提供している光回線のフレッツ光をさまざまな業種の事業者が借り受け、回線サービスとプロバイダーサービスを一体型にしたインターネットサービスの総称です。
正式名称は「光コラボレーションモデル」と言います。
有名どころでいうと、ドコモ光やソフトバンク光、ビッグローブ光などが光コラボにあたります。
光コラボは、フレッツ光を使った光回線サービスですので、対応エリアや商品の性能としてはフレッツ光と全く同じです。
それでは光コラボとフレッツ光には、どのような違いがあるのでしょうか?
次の章で解説します。
光コラボとフレッツ光の違いを知るために、それぞれのメリットとデメリットを比較して紹介します。
メリット | デメリット |
・プロバイダ一体型なので別途契約する必要がない
・お得なキャンペーンが豊富 ・スマホとのセット割引がある |
・プロバイダの変更ができない |
光コラボは、フレッツ光のようにプロバイダと別途契約する必要がありません。
光コラボ事業者がプロバイダサービスも提供しているからです。
そのため、サービスの問い合わせ先や請求が一本化しわかりやすくなっています。
また、キャッシュバックなどのキャンペーンを実施していたり、スマホとのセット割引が適用になったりする事業者が多く、フレッツ光よりも通信費を大幅に安くすることが可能です。
デメリットをあげるならば、プロバイダの変更ができないことです。
プロバイダを変更したい場合は、事業者ごと変更することになります。
メリット | デメリット |
・NTTが提供しているという安心感がある | ・プロバイダを選ばないといけない
・回線とプロバイダで請求や問い合わせ先が別 ・キャンペーンがない ・スマホとのセット割引がない |
フレッツ光が光コラボより優れている点は、NTTが提供しているという安心感くらいしかありません。
わざわざプロバイダを選ばないといけませんし、請求先や問い合わせ先も別々になってしまいます。
お得なキャンペーンやスマホとのセット割引もありませんので、通信費を節約したい人には向いていません。
お得に光回線を使いたいのであれば、フレッツ光と同じ品質のある光コラボをおすすめします。
今回はフレッツ光のメリット・デメリット、料金プランや通信速度について紹介しました。
やはり、フレッツ光は大手通信事業者であるNTTが提供している光回線であることの安心感が大きいです。
しかし、同じフレッツ光回線を利用した光コラボにも注目してみてください。
光コラボにはフレッツ光にないお得なメリットが多くあります。
フレッツ光よりも月額料金が安いうえに、スマホとのセット割引があったりキャッシュバックがあったりとお得に利用できます。
どの光コラボがいいの?とお悩みの方は、当社までお気軽にご連絡ください。
お客様に最適な光回線をご提案します。
※強引な営業は一切行いません。
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