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光回線の工事では、室内に光ファイバーケーブルを引き込み、部屋に「光コンセント」を設置します。
※ただし、集合住宅の設備には大きく分けて3タイプありますが、光コンセントが設置されるのはNTT設備では「光配線方式」、auひかりでは「タイプGやマンションギガ」などです。
その他に「VDSL方式」や「LAN配線方式」などもありますが、その場合は「光コンセント」は付きません。
光コンセントとは、どのようなものなのか知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、光コンセントの種類や探し方、新たに光コンセントの設置工事をする際の注意点などについて解説していきます。
目次
光コンセントとは、光回線とONU(光回線終端装置)を接続するためのコンセントです。
「光」もしくは「光コンセントSC」という文字が書いてあるのが目印です。
中には、電話線の端子(モジュラージャック)の差込口も一体となっているものもあります。
光コンセントがなく、インターネットの光回線を利用する場合は、工事で設置する必要があります。
NTT系光回線の場合、過去に工事をした実績があれば光コンセントがすでに備わっている場合もあります。
その際は、無派遣工事といい工事業者が自宅に来なくても、自分で機器の設置や設定を行いインターネットが使えるようにできる工事方法があります。
ただし、光コンセントが付いていても、工事が必要な場合も多々ありますので、申し込んでみないとわかりません。
賃貸住宅の場合は、光コンセントが無く「LANコンセント」にLANケーブルを差し込むタイプのケースもあります。
その場合は、基本的に個別契約にて利用するインターネットではなく、あらかじめ集合住宅に備わっている無料ないし有料の物件専用インターネットサービスがほとんどです。
「ONU」とは、光信号とデジタル信号を相互変換し、インターネットに接続するために必要となる装置です。
ONUのほかに、ひかり電話を使うときに必要となるのが「HGW:ホームゲートウェイ」で光コンセントに接続します。
ONUまたはホームゲートウェイと光コンセントとは、光ファイバーケーブルを使って接続します。
なお、NTT東日本・西日本の光コンセントは、フレッツ光か光コラボの光回線サービスでのみ利用できます。
そのほかの光回線事業者のサービスを利用するときは、その会社ごとの光コンセントを設置します。
一戸建てで光回線を使う場合は、光回線を家屋に引き込んで壁などに光コンセントを設置する方法が一般的です。
ただ、最近はインターネットなどの配線設備を集約する「マルチメディアコンセント」がある戸建て住宅も増えてきており、その場合は「マルチメディアポート」というボックスに設置します。
しかし、マンションやアパートなどの集合住宅の各部屋に設置されるのは光コンセントとは限りません。
冒頭でもご紹介しましたが、集合住宅では接続方式が主に3つあり、それによりLANコンセントもしくはモジュラージャックが設置されます。
それぞれの違いをを説明していきます。
光コンセントは「光配線方式」という配線方式の場合のみ設置されます。
共有スペースにあるMDF(Main Distribution Frame 主配線盤 / 主配電盤)までは光ファイバーケーブルを引き込み、そこから先も光ファイバーケーブルを各部屋に配線します。
なぜ、「設置されます」と記載しているかというと、光配線方式の場合は申込者がいてその部屋で工事を行った場合に後付けで設置をするからです。
それ以外の方式については、最初からマンション設備として設置をしますので、申込後に後から設置をするケースはほとんどありません。
光回線(光ファイバーケーブル)が光コンセントまでダイレクトに届く方式なので、回線速度は他の接続方式に比べて最も速いです。
「LAN配線方式」の場合、LANコンセントを使用します。
共有スペースにあるMDF(Main Distribution Frame 主配線盤 / 主配電盤)までは光ファイバーケーブルを引き込み、そこから先は有線LANケーブルを各部屋に配線します。
LANコンセントの形状は、LANケーブルを接続するLANポートと同様のものです。
ちなみに、個別契約を行うインターネット回線において、LAN配線方式はとても少ない設備方式です。
私も過去に1万件以上対応してきましたが、手の指で数えるほどしか出会ったことがありません。
「VDSL方式」の場合、モジュラージャックを使用します。
共有スペースにあるMDF(Main Distribution Frame 主配線盤 / 主配電盤)まで光ファイバーケーブルを引き込み、そこから先は電話回線用のメタルケーブルを各部屋まで配線します。
もともとは、電話回線用のケーブルなので光コンセントで使用する光配線方式に比べると速度は劣ります。
しかし、オンラインゲームでも実際のプレイに必要な速度は30Mbpsと言われていますので、VDSL方式でも問題無くプレイできるケースがあります。
形状は、通常の電話用モジュラージャックを使用します。
光コンセントには分離型タイプと一体型タイプがあり、どちらも光ファイバーケーブルを差し込むようになっています。
分離型タイプは、設備が入っていない集合住宅(マンションタイプ未導入物件)やビル、戸建てなどのファミリータイプに設置します。
一体型タイプは、マンションタイプの設備が導入されている場合に設置しますが、設備状況によっては分離型タイプになる場合もあります。
種類によって性能の違いはありませんが、形状は異なります。
分離型タイプの光コンセントは、露出光ローゼットのことをいいます。
形状は、箱型やもっと簡易な形の光ローゼットと呼ばれるケースに入れられて、壁にネジ止めがされているか床に置かれています。
エアコンのダクトや配管、壁に開けた穴から引き込んだケーブルに繋がれています。
壁にケーブルを這わせる露出配線で設置されるため、見栄えは一体型に比べると劣ると感じる方もいるかもしれません。
一体型タイプの光コンセントは、埋込光コンセントのことをいいます。
電気用のコンセントや電話用のモジュラージャック、テレビ用のアンテナ端子などとワンユニットになっており、マルチメディアコンセントとして壁に設置されている場合もあります。
集合住宅で設備導入されている場合のほとんどが、この一体型ユニットの中の右端か左端に配置され、縦長の凸状部分の下端などに光ファイバーケーブルを差し込む箇所があります。
とくに、最近の新築マンションでは光配線方式が多いため、一体型が主流となっています。
光コンセントが設置されている場所は、リビングなどのメインの部屋にある電話コンセントの近く、エアコンダクトの近く、テレビアンテナコンセントの近くにあることがほとんどです。
電話コンセントと一緒に設置されていない場合は、テレビアンテナコンセントかエアコンダクトの近くにある可能性があります。
しかし、まれに押し入れや玄関口など、使用する場所と遠い場所に設置するケースもありますので、とくに有線でインターネットを使いたい場合は注意が必要です。
光コンセントがあれば、過去にその部屋で光回線の契約をおこない、インターネットを利用した可能性がとても高いといえます。
そこで、お住いの部屋や引っ越し先に光コンセントがあるかどうかの探し方を説明します。
光コンセントには「光」、もしくは「光コンセントSC」という文字が書かれています。
ちなみに、コンセントには各社の文字とロゴも書かれているケースが多いです。
これらの文字を目印にして探してみましょう。
補足ですが、NTTのフレッツ回線や光コラボの契約を行う場合、光コンセントにNTT以外の会社名やロゴが書いてあれば、その光コンセントは工事による交換が必要です。
また、auひかりを契約する場合も、その逆のことがいえます。
部屋のどこかに電話回線用のメタルケーブルを接続するために、モジュラージャックがあります。
「TEL」と書かれていることもありますが、独特の形状になっているため見つけやすいと思います。
ただし、お部屋によっては電話の設備自体が無い場合もあります。
一体型タイプの光コンセントは、そのモジュラージャックと同じユニットに納められているケースもあります。
この一体型のユニットは、情報コンセント(マルチメディアコンセント)と呼ばれています。
モジュラージャックはなく、情報コンセントに光コンセントと電気用のコンセント、またはテレビ用のアンテナ端子が納められていることもあります。
電話のモジュラージャックを探しても見つからない時は、コンセントやテレビの端子も探してみてください。
戸建てや集合住宅で設備導入が無い物件では、エアコンのダクトを使って部屋に引き込むケースが多いです。
そのため、エアコンダクトの近くを探すと光コンセントが見つかるかもしれません。
また、分離型コンセントは露出配線がされているので、壁にある細いケーブル(光ファイバー)またはモール(ケーブルの配線カバー)が目印になります。
上記の場所を探しても見つからない場合は、通常の電気用コンセントの近くにわかりづらく光コンセントが設置されていることもあります。
また、居間だけではなくキッチンや玄関、押し入れやお風呂の上など意外な場所に付けられていることもあるので、すべての部屋をチェックしてみてください。
多くのサイトに「光コンセントがある場合は工事不要」と書かれていますが、実はそんなことはまったくありません。
工事不要の「無派遣工事」となるケースもあるのですが、実際は派遣工事になることの方が多いです。
「無派遣工事」となれば、費用は2,200円程度で済みます。
「無派遣工事」の場合、送られてきた機器を自分で設置・接続をします。
自分で設置するというと不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、光コンセントとONUまたはホームゲートウェイを光ファイバーケーブルで接続するのみです。
説明書も同梱されており簡単なので、ぜひトライしてみてください。
光ケーブルを接続する差込口は一つしかありませんので、初心者でも迷うこと無く接続できるはずです。
また、光回線の工事の必要がない場合は、工事の立ち会いの必要ないということなので、立ち合いの時間を設けるのが難しい忙しい方にとってはメリットが大きいと言えそうです。
「無派遣工事」とは、NTT側でお申込みいただいた住所および部屋番号が過去に工事が行われており、工事業者を派遣しなくてもインターネットが使用できるとシステム上で判定された場合にのみ決定される工事手法です。
そのため、機器を郵送するのでお申込者さまが設置を行えば、インターネットが使用開始できる内容となっています。
しかし、過去の使用者がその部屋を退去された以降、何があったかまでNTTも把握できていません。
「無派遣工事」と判定されても機器を接続するはずの光コンセントが無い場合や、光コンセントがあり機器を接続したがインターネットの信号が来ておらず派遣工事に切り替える必要があったなどのトラブルがたびたび起こります。
イメージとしては、100件に2~3件くらいです。
よくある事例として、リフォームにより光コンセントの撤去、配管の破壊、インターネットや電話の設備と知らずに壊してしまうなどです。
また、かなりのイレギュラーですが、MDFの配線が部屋にされておらず、工事日当日の使用が出来なかった経験もあります。
個人的には、キャンペーンなどで工事費が安くなったり、工事日当日にどうしてもインターネットが使いたい場合は「派遣工事」に切り替えていただくことをオススメしています。
ただし、「派遣工事」でも、100%その日に工事ができるとは限りませんので、このあたりも考慮する必要があります。
光コンセントがなく、光回線を利用したい場合は、工事が必要となります。
基本的な派遣工事費は、フレッツ光の場合戸建て19,800円、マンション16,500円かかります。土日祝日工事は別途3,300円がかかります。
コラボ回線の場合は、NTTに準ずる費用がかかる会社もあれば、それよりも高い費用がかかる会社もあります。
マンションやアパートでインターネット設備の導入が無い物件は、建物の構造上の問題や、管理会社や大家さんが許可しないなどの理由で、光回線の引き込み工事ができないこともあります。
マンション設備が導入されていても、光配線方式の光コンセントをはじめ、各種ご紹介したLAN配線方式のLANコンセント、VDSL方式のモジュラージャックがあった場合でも、基本的に工事が必要となります。
また、一体型か分離型かは、お部屋の設備や設置場所によって変わってきます。
引っ越し時に光回線に対応している物件だと聞いていたのに、光コンセントが見当たらないというケースは多々あります。
このような場合、光回線に対応した物件かどうかも分かりませんし、自分の部屋まで引き込みが完了していない可能性が高いと言えます。
光コンセントが見つからない場合は管理会社・部屋を紹介してくれた賃貸不動産へ問合せしてもわからないため、契約したい商品を決めて早めにお申込することをオススメします。
とくに、1月下旬くらいから4月下旬くらいまでは、光回線の繁忙期となるため通常の工期よりも1ヶ月程度は遅くなります。
戸建てに関しては、工事業者さまと話し合って決めていきます。
設置したい場所を伝えると、物理的にそこまで光回線が引き込めるか確認をしてくれます。
出来ないようであれば、別の場所を提案するなどの調整が必要となってきます。
光コンセントが物理的に設置可能な範囲は1階~3階くらいまでで、付けられる場所は1か所のみです。
Wi-Fiルーターは構造上、電波を上に飛ばすことを得意と、下に飛ばすことは不得意な機器が多いため1階につけるのがオススメです。
ただし、最近はメッシュWi-Fiなどの規格がでているため、費用をある程度かけられるのであればあまり拘らなくてもいいかも知れません。
後から、光コンセントの位置を移動させたい場合は、契約先の会社に相談をおこない工事に来てもらう必要があります。
また、費用については見積り後にわかり、おおよそ新規工事費程度はかかります。
集合住宅の場合でも設備導入がされている場合、多くのケースで電話線のメタルケーブルが通っている配管を使用します。
この場合、設置場所がモジュラージャックの近くと限られてしまい、戸建てのファミリータイプのように自由には決められません。
ただし、光コンセントからONUまたはHGWに接続する線はお願いすると、3~5メートル程度の長さのケーブルを付けてくれますので、希望の場所に機器を設置できる場合もあります。
また、それでも希望の場所に設置できない場合は、自分で有線LANケーブルを引くか、Wi-Fi環境をよくするためにWi-Fiルーターなどもいい物を選ぶとよいでしょう。
集合住宅において設備導入がされていない場合、空配管やエアコンのダクトから光回線を部屋まで引き込みます。
設備や部屋の状況によっては、こちらの工事工法が希望に沿ってもらえる場合もあります。
また、空配管やエアコンのダクトがなかったりすると、光コンセントの設置できず工事自体がNGとなります。
その対策として、工事前に事前の現地調査をおこなってもらいましょう。
また、管理会社やオーナーからも図面提出を求められる場合があります。その際は、現地調査をおこない図面の提出を依頼する必要があります。
その場合は、必ず申込先の会社へ、その内容を報告しましょう。
このあたり、当社にてお申込みいただければ、しっかりとフォローしており安心いただけると思います。
光コンセントがないけれど、光回線を利用したいと思っている方も多いでしょう。
戸建てなどのファミリータイプは、過去に工事をしていない場合や解約時に撤去工事を行っていなければありませんので、初めからの工事となります。
集合住宅のマンション設備が導入されている場合、光配線方式以外の設備について光コンセントはありません。その場合は、導入済みの方式でインターネットを利用しましょう。
光コンセントがない場合は、必ず派遣工事となり工事費が発生します。
ただし、NTTのフレッツ光は工事日などのキャンペーンを行っていませんが、NTT回線を利用したコラボ光に関しては通年でキャンペーンを行っていますので工事費の心配はしなくてもよいでしょう。
また、auひかり・NURO光・電力系光も同様のキャンペーンを行っています。
しかし、キャンペーンはいきなり終了することもあり、希望していた光回線で契約すると費用が高くなる場合もあります。
その場合は、複数のインターネット商品を取り扱っている当社のような代理店にご相談いただければ、現時点でベストなインターネットをご提案しております。
光コンセントが設置済みの場合で、無派遣工事となった場合です。
NTTから機器の郵送がされます。工事日の3日前に届けられますので受け取ります。
工事日当日、中に入っている説明書通り、ONUを設置しましょう。
送られてきたONUを、光ケーブルで光コンセントに繋ぐだけで接続できます。
このあたりは、VDSL方式で使用するVDSL装置と、だいたい同じようなイメージです。
最後に、用意した無線LANルーターや有線LANルーターへ設定を行いインターネットが利用できる仕組みとなっています。
ひかり電話を利用する際は、ONUではなくホームゲートウェイが届きます。
ホームゲートウェイは、ONUと違いルーター機能が備わっています。よって、直接ホームゲートウェイに設定を行えばインターネットが利用できます。
引越し先の住宅に光コンセントがあるかを、事前に知っておけば手続きがスムーズになります。
それ以外の確認方法は無いため、他サイトに書いてあるような公式ホームページでエリアチェックをしたり、不動産や管理会社へ問合せしてもわからないため、やめておきましょう。
近年、光回線が主流になってきており、マンションなど多くの物件が「光回線対応」と書いてるケースが多くなっています。
しかし、「光回線対応」と書いていても、マンションの共用部まで光回線を引き込んでいるだけという場合もありますし、VDSLなど光コンセントを設置しない方式もあります。
中には、対応していないのに誤って掲載されている物件もあります。
インターネット回線引き込み済み=部屋での光コンセント設置済みとは別なので注意してください。
また、マンションによっては、そのマンションでしか契約が出来ないインターネットサービスもありますので、気になる方は当社へ問合せしていただければ何が利用できるか確認させていただきます。
他サイトに書いてある情報ですが、管理会社や大家さんは、基本的にインターネット設備がどうなっているか把握していません。
理由としては、マンションの大家さんや管理会社は変わる場合があるからです。
変わった際に、インターネットのことまで引継ぎをおこなう場合もあれば、そうでない場合もあります。
大家さんや管理会社が変わらず、そのあたりも把握されている場合もありますが、基本的に時間のムダとなってしまうためオススメしません。
光コンセントが設置済みの物件はどのくらいあるのでしょうか。
残念ながら明確な数字は出ていないのですが、既設の設備でVDSL方式から光配線方式に切りかえるマンションやアパートも多く、設置済みの割合は年々増加しています。
新築物件は、無料ネットもしくは光配線方式が主流となっています。
賃貸マンションで光回線を利用することができない場合は、ほかの通信サービスを利用するしかありません。
おすすめの通信サービスはWiMAX回線・LTE回線・ソフトバンクエアー・ドコモホームルーターといったモバイル回線を利用したサービスです。
これらの通信サービス工事不要で、自宅に機器が到着するとすぐにインターネットを利用できるというメリットがあります。
以前でしたら、電話コンセントがある場合はADSLを使用するという方法もありましたが、NTTでは2023年1月31日、Yahoo!BB ADSLでは2024年3月をもってサービス提供を終了し新規受付も現在は行っていません。
ただし、モバイル回線はいろいろなデメリットがあります。内容については、また別の機会にご説明します。
戸建てやインターネットの設備が導入されている物件の場合を説明します。
光回線のお申し込み後、1週間から10日程度で工事日の調整をおこない、3週間~1カ月程度で工事が終わります。
戸建てに関しては、NTTなどの回線業者側に住所登録が無い場合は、現地へ確認に行くため更に1~2週間程度は工事日が遅れます。
よくある例では、倉庫や農地などを宅地に変更し新築を建てた場合などです。
また、それ以外にも工事日がのびる事例を紹介します。
・家のまわりに電柱が無い(新興住宅地において、稀にあるケースです)
・大規模・小規模の設備交換(電柱の交換や電話線、光回線・CATV線・電線などの交換)
・道路許可申請が下りない(年度末による道路工事の影響もあり、道路の使用許可に時間がかかる場合があります)
・国道などの幹線道路沿いの建物(同じく道路許可申請がおりるのに時間がかかります)
・線路沿いや付近の建物(同じく道路許可申請がおりるのに時間がかかります)
・電柱の地中化埋設地域(工事を出来る人が少ないため)
・1月下旬から4月下旬くらいまでの繁忙期(工事が一番多い時期です。通常より1~2カ月程度のびます)
他にもイレギュラーな内容や事例は多々ありますが、これらが複合的に重なりのびるケースもあります。
遅いと、申込してから6カ月以上かかるケースも過去にありました。
しかし、道路許可申請などは国土交通省などの国が絡んでいるため、どうすることも出来ませんので早めの申込をオススメします。
まず、管理会社や大家さんが図面の提出を希望される場合は、現地調査の日程を調整します。
希望されていない場合でも、光回線業者側で現地調査を入れないと工事が出来ないケースもあるため、柔軟に対応しましょう。
現地調査は申込してから通常3週間~1カ月程度は時間がかかります。混み合う時期になれば、さらに日程調整がのびます。
現地調査が終わり管理会社や大家さんへ図面を提出するのに、2週間程度の時間がかかります。
図面を提出した後に、管理会社や大家さんが確認を行い問題が無ければ、工事日の調整へと進みます。
しかし、この許可に時間がかかる場合がとても多いです。
理由としては、許可を出す大家さんへなんらかの理由により連絡が繋がらず、許可がおりないケースもあります。
時間がかかるからといって、管理会社や大家さんへの図面提出の希望を無視して直接工事を行うと、退去の時にトラブルの原因となりますのでオススメしません。
また、図面の内容によっては工事不可となるケースも多々あります。
一番多い理由は、外壁に傷をつける(光ファイバーを入線するルートがないため穴をあける、光ファイバーを固定するために引留金具を取り付けるためのビス止め)作業がともなう内容です。
大家さんも大事な物件に傷をつけられたくない気持ちもわかりますので、やはり求められたら調査を行ってもらうべきでしょう。
すべてがクリアになると、工事日の日程調整をおこない当日は工事に立ち会います。
続いて、設置工事は以下のような流れで行われます。
①電柱から光ファイバーケーブルを引き込む
光ファイバーケーブルが通っている近くの電柱から、家屋まで回線を引き込みます。
埋設地域は、地中にある光ファイバーをつなげ地上から出ている配管を利用し外へ持ってきます。
②室内へ回線を引き込む
外壁から室内へと回線を引き込みます。
その際、インターネットや電話線の配管、エアコンのダクトを利用しますが、どちらも使えなければ壁に直径1cm程度の穴をあけて引き込みます。
③室内に光コンセントを設置する
室内まで引き込んだ回線を露出ローゼットや情報コンセントにまとめるなどして、光コンセントを設置します。
ONUやホームゲートウェイの取り付けを行い工事終了です。
その後、PPPoE設定や(IPOEなどは不要)Wi-Fiの機器を自身で設置し利用開始です。
①集合住宅の共有スペースにあるMDF(Main Distribution Frame 主配線盤 / 主配電盤)やIDF(Intermediate Distribution Frame 中間配線盤 / 中間配電盤)から、光配線方式ですでに部屋まで光ファイバーケーブルが引き込まれている場合やVDSL方式、LAN配線方式は②の手順へ進みます。
引き込まれていない場合は、MDFやIDFから、光ファイバーケーブルを部屋まで引き込みます。
ここで注意点ですが、配管が壊れていたりゴミやホコリなど詰まっている場合は工事ができない場合もあります。
その時は、すぐに申込先と管理会社や大家さんへ連絡をしましょう。
また、その日は工事が出来ないため何が原因なのかを突き止めるための現地調査を行います。
余談ですが、その日に工事ができない事をBO(バックオーダー)とNTT界隈ではいっています。
②室内に光コンセントを設置する
光配線方式で光コンセントがない場合は、光コンセントを設置します。
VDSL方式はモジュラージャック、LAN配線方式はLANコネクタの場所を確認します。
光配線方式の場合は、ONUやホームゲートウェイの設置をします。
VDSL方式の場合は、VDSL装置(モデム)やVDSL装置+ホームゲートウェイの設置をします。
LAN配線方式の場合は、マンション共用部に設備が付いているためWi-Fiルーターやハブ、パソコンなどにLANケーブルを直接繋げます。
その後、LAN配線方式以外は、PPPoE設定や(IPOEなどは不要)Wi-Fiの機器を自身で設置し利用開始です。
光コンセントとONUまたはホームゲートウェイとは光ファイバーケーブルで接続します。
モジュラージャックとVDSL装置(モデム)とは、電話線のメタルケーブルで接続します。
LANコネクタについては、NTT機器はMDFに設置しているため、使用者のお部屋にONUやHGW、VDSL装置などは設置しません。
光コンセントは、基本的にはそのままにしておいても問題ありません。
なぜなら、次の入居者も利用する可能性がある設備だからです。
賃貸住宅やマンションでは、退去時に部屋を入居時の状態に戻す「原状回復」を行うことが基本であるとされていますが、必要な設備ですので何もいわれません。
不安であれば、退去時に立ち合いを行う管理会社の担当者へ伝えてください。
万が一、原状回復を求められた場合は撤去しなければなりません。
光コンセントを撤去するとなった時は、業者にお願いして作業に来てもらう必要があります。
撤去工事は、基本的に光回線を契約した会社の問い合わせ先に連絡します。
撤去工事日は基本的に立ち合いが必要となるため、退去された後の日付に関しては管理会社の担当者や大家さんと話し合い立ち会ってもらう必要があります。
作業自体は15分程度で終わります。
そんな馬鹿な!と思う方もいるかもしれませんが、実際にある内容です。
退去した部屋で契約が残っていると、使用料は継続して支払わなくてはなりません。
また、集合住宅でインターネット設備が導入されている場合は、次の入居者が光回線を契約しても、その部屋で回線契約が残っているため工事ができない状況となります。
前の契約者が解約を行いはじめて次の工事ができるため、このようなトラブルが年に数回ほど当社でも発生します。
この場合、前の入居者の契約した回線は個人情報により開示されませんので、第三者では何ともできません。
管理会社を通じて前の入居者へ連絡してもらい、急いで解約や移転手続きをおこなっていただくよう依頼する必要があります。
ちなみに戸建てなどのファミリータイプは、イレギュラーな事がないかぎり2回線目も導入ができるため、このようなトラブルにはなりません。
光コンセントについてのよくある質問をまとめました。
SCとは光ファイバーコネクタ形状の規格のことです。
「光コンセントSC」もしくは「光」と書いてある差込口は、インターネット接続に必要な機器(ONUやHGW)を接続するために使用します。
amazonなどで購入することも可能です。
ただし、商品によっては速度遅延や不安定になる可能性もあります。
オススメは契約した会社に問合せをおこない、光ファイバーケーブルの交換工事に来てもらうことです。
確実ですが、費用は発生しますので大事に使用するか工事の時に少し長めにしてもらうとよいでしょう。
ちなみに無派遣工事の場合、長さは選べません。
今回は、光コンセントについて詳しく解説しました。
光回線の工事について、利用者立ち合いで行う派遣工事か立ち合いが無い無派遣工事になるかは、すべて申込後に決まります。
光コンセントが部屋にあっても無派遣工事とはなりませんので、気を付けてください。
工事時間は30~2時間程度ですが、オプションで地デジやBS放送のTVサービスを申し込んでいると、さらに1~2時間程度はかかります。
工事日までは時間がかかることも少なくないので、早めの申し込みがとても重要です。
光回線の工事の際には、キャッシュバックなどキャンペーンがあるお得な窓口から申し込んでお得に使いましょう。
ただし、高額キャッシュバックの広告を出している代理店やサービスを提供している会社では、あまり細かなサポートはしてくれません。
インターネット回線を検討中の方や光回線選びでお悩みの方は、当社までお気軽にご連絡ください。
開通前や開通後も満足してご利用いただけるように全力でサポートいたします。
※強引な営業は一切行いません。
10分の無料相談で
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